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【タフすぎる!?】昭和の働き方とは?

2025年5月16日

【なんとエネルギッシュ!?】昭和の働き方

【タフすぎる!?】昭和の働き方とは?

■週休3日制
■年間休日130日
■残業ナシ
■リモート勤務OK
■フルフレックスタイム導入


などなど近年でよく耳にする「働き方改革」により、
ワークライフバランスの改善が大幅に進むなど、
昨今の働く人にとっては着々と
仕事に対する自由度が高い時代になりつつあるように思います。

並々ならぬ企業努力があってこそ実現できるこのような環境は、
労働者にとって良い影響があるのはもちろん、
求職者にとっても魅力的な職場に見えることでしょう!

……そこで筆者はふと思いました。
「では、一昔前の職場環境ってどんな感じだったのだろう」と。

というわけで今回は「昭和の働き方」にフォーカスして
記事でご紹介していきたいと思います!

■調べてみると“こんな感じ”でした。

➀「終身雇用」は普通のこと

「1度入った会社は定年まで働き続ける」
という考えの方がこの時代はデフォルトでした。

そもそも昔は「転職」という言葉自体が今よりも認知度が低く、
中には「会社を辞める=愛社精神がない」という風潮も。

「愛社精神」というと、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、
「自分の力で会社に貢献したい」「会社のために頑張りたい」といった意味合いであり、
そのような考えを持つ方も多かったみたいです。

➁「残業」「休日出勤」「飲み会」どんとこい!

「仕事が終わらないから残ります」
「納期に間に合わないので、土曜日を返上して働きます」
「飲み会は絶対に参加します」

といったように今に比べると「プライベート」というものを
そこまで重要視する方は少なかったそうです。

その理由の1つとして考えられるのが、
仕事や会社に対する考え方。

「単純に仕事が好きだから」といった理由のほかに、
「自分が任された責任のある仕事だから」「家族を養わないといけないから」「昇給昇格したいから」
など様々な理由で仕事に向き合っている方が多かったからだと思います。

また会社のイベント=組織の結束力を高める機会と捉える方も多く、
全員参加は当たり前というケースが多かったみたいです。

➂年功序列が当たり前

これは今でも当てはまることかもしれませんが、
現在に比べ昔は「組織内の上下関係」が非常に重要視されていました。

■上司の言う事は絶対
■先輩が退勤しない=自分も退勤しない
■年上、社歴が長い人が偉い


これらのように年功序列で働き方や昇給昇格さえ決まることもあったそうです。

今の「インセンティブ」や「成功報酬型」などの働き方と比べると、
評価方法でも大きな違いがあったんですね。

■「体力」「経験値」「気合い」が違う!

と、これまで紹介したのはほんの一例。
「どこも昔はそうだった」とは言わないまでも、
転職の選択肢がない、残業が普通、先輩は絶対といったように
今となってはかなり“濃い”文化が根付いていたみたいです。

……かと言ってこれ、決して悪い事ばかりではないんです。

あなたの身の回りで、
これらのような厳しい環境を耐え抜いてきた上司、先輩方は
仕事に対してかなり余裕があったり、
エネルギッシュだったりしませんか?

それはこれまでの文化を乗り越えてきたからこそ、
社会人としての経験値が違うのはもちろん、仕事に対する体力や
壁の越え方を熟知しているからだと筆者は考えます。

つまり昭和の働き方=厳しかったからこそ、成長できるチャンスに恵まれていた」
と考えても良いのではと思うのです。

以上が昭和の働き方についてのご紹介でした!

「自分のペースを大切に、好きなように働ける」
もしくは、
「厳しい環境に身を置いて、成長を望む」

あなたはどちらの働き方がお好みでしょうか?