育児・介護と仕事の両立支援、企業はどう向き合う?
2025年7月11日

【育児・介護と仕事の両立支援、企業はどう向き合う?】
かつては育児や介護を理由に離職せざるを得ない人も少なくありませんでした。
しかし、今は人生100年時代・共働き世帯の増加・少子高齢化などを背景に、
「仕事と家庭の両立支援」はあらゆる企業に求められる“標準装備”のような存在になっています。
従業員が安心して働き続けられる環境を整えることは、単に離職防止のためだけでなく、
「人が集まる職場づくり」「企業の信頼獲得」にもつながります。
■なぜ今、企業に両立支援が求められているのか?
育児・介護の両立支援が注目されている背景には、いくつかの社会的要因があります。
●共働き世帯の増加
今や共働き世帯が過半数を超える時代。
子育てをしながら働くことは“普通のこと”になりました。
●高齢化社会の進行
親の介護が必要になる年齢の社員が増えており、介護離職も社会課題になっています。
40~50代の中堅社員が退職するリスクも…。
●法整備の強化
「育児・介護休業法」の改正により、企業に求められる支援の水準が年々高まっています。
■企業にできる支援策|“制度”と“風土”の両輪がカギ
両立支援というと、制度面に目が向きがちですが、
実は「制度」と「職場の空気(風土)」のバランスがとても重要です。
●制度面でできること
・時短勤務やフレックスタイム制
・テレワークの導入
・子の看護休暇や介護休暇の整備
・産休・育休からのスムーズな復帰支援
●風土面で意識したいこと
・男性社員の育休取得を促進する
・管理職への研修・啓発活動の実施
・「休みづらい雰囲気」をつくらない
制度があっても使えない空気では意味がありません。
気兼ねなく制度を活用できる“職場の風土づくり”も両立支援の柱です。
育児や介護と仕事の両立は、もはや一部の人だけの課題ではありません。
誰にでも起こりうるライフイベントとして、企業全体で支え合うことが求められています。
「長く安心して働ける職場」をつくることは、企業の持続可能性を高めるうえでも欠かせない視点です。
一人ひとりのライフステージに寄り添う支援こそが、
これからの企業の価値につながっていくのではないでしょうか。
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